里で採れるいもを”里いも”と呼ぶのに対して、山で採れるいもを”山いも”と呼ぶといいます。山いもにはポピュラーな長いもの他に、大和いも、自然薯(じねんじょ)、いちょういも等があります。
山いもは滋養強壮に効果があるといわれており、”山のうなぎ”と称されることも。中国では漢方薬として重宝されています。
さて、今日は山いもの代表格、長いもを使った料理をご紹介します。
ふわとろの食感がやみつきになる、とろろ焼き。冬野菜を使った、季節のおかずです♪
すりおろした長いも、長ねぎ、卵を混ぜ合わせた生地を、フライパンで焼くだけ。好みで、めんつゆ&すりおろした生姜や、マヨネーズ&一味唐辛子をつけていただきます。
※2021年2月1日、レシピの一部を修正しました。
とろろ焼き
■材料(2人分<1枚分>/調理時間:15分)
長いも 200g(皮ごとすりおろす)
長ねぎ 1/2本(小口切り)
卵 1個
焼きのり 全型1枚(21cm×19cm)
しょうゆ 小さじ1/2
サラダ油 大さじ1/2
花がつお 適量(かつお節でも可)
<つけダレ(好みで)>
めんつゆ&すりおろししょうが 各適量
マヨネーズ&一味唐辛子 各適量
■作り方
1.長いもはよく洗い、皮ごとすりおろす。長ねぎは小口切りにする。焼きのりは手で2cm角くらいにちぎる。ボウルに長いも、長ねぎ、卵、焼きのり、しょうゆを入れてよく混ぜる。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、1の生地を流し入れて円形に整え、焼き色がつくまで焼く。フライパンに皿を重ねて裏返し、裏面も焼き色がつくまで焼く。花がつおをのせ、好みで、つけダレを添える。
長いもの皮には食物繊維がたっぷり含まれています。生地に混ぜて焼いてしまえば気にならないので、ぜひ皮ごとすりおろしてみてください!
長いものひげが気になる場合は、ガスコンロの火であぶって、ひげを焼ききると良いです(やけどにご注意ください)。