里芋のそのままのおいしさを味わえる「衣かつぎ(きぬかつぎ)」。
皮つきのまま鍋で蒸したりゆでたりして、上半分の皮をむいて提供する料理です。
下半分の皮をむきながら、みそや塩をつけていただきます。
レンジで簡単に作れますよ。
ちなみに、衣かつぎの名前は、平安時代の衣装に由来します。
里芋の上半分の皮をむいた様子が、身分の高い女性が顔を隠すために頭から被った「衣かづき(きぬかづき)」に似ているそうです。
「衣かづき」がやがて「衣かつぎ」と発音されるようになりました。
里芋の衣かつぎ
■材料(4人分)
里芋(小ぶりなもの) 500g
白ごま 少々
塩 少々
A 酒 大さじ2
A みそ 大さじ1
A 砂糖 大さじ1
A みりん 大さじ1/2
■作り方
1.里芋は洗い、真ん中にぐるりと一周、包丁で軽く切れ目を入れる。皿に並べる時に、下にしたい部分を平らに切る。
2.1の里芋を、竹串が通るまでレンジで5分ほど加熱する。粗熱がとれたら平らに切った面を下にして、上半分の皮を手でツルッとむく。気になる場合は、包丁で少し形を整える。
3.フライパンでAを混ぜながら加熱し、水分がとんだら火を止める。
4.里芋に3のみそか、白ごまと塩を飾る。
※電子レンジを使う場合、特に記載がないときは、食材を耐熱容器に入れふんわりとラップをかけ、500wで加熱するものとします。
里芋は食べる部位によって、親芋、子頭、孫芋がありますね。
この料理には、一番小さい孫芋が最も適しています。
↓里芋の説明はこちら
お皿にちょこんとのった小さい里芋、可愛いですよね。
ちょっとしたおつまみや、おもてなしにもどうぞ♪
#サイトイモ